相続が発生したら、まずはどこへ行くべきか?【司法書士はお客様に代わって預貯金の相続手続も行います】
2019.02.19 ブログ
お身内の方に相続が発生したとき、ご家族の方はまずはどこへ行けばよいでしょうか。
①市役所へ行き戸籍等の書類を取得し、
②その後に銀行で預貯金の解約をし、
③不動産の名義変更について法務局に相談に行くといった方が多いでしょうか。
そのうえで、
④法務局で自分で手続をするのは大変だと思い、我々司法書士の元にお越しいただくケースも多いかと思います。
この点につき、先日当事務所にお越しいただいたお客様とお話させて頂いた事がありますのでご紹介いたします。
このお客様は、まさに上記の①~④の手順を経て当事務所にお越しいただきました。
お打合せでいろいろとお話を伺っていると、お亡くなりになられた方は本籍地を移しておられ、お生まれの本籍地は遠方でした。
そこで、地元の市役所で取った戸籍だけでは足りず、②で銀行に行った際に不足を指摘され、何度もやり取りを重ねたとの事でした。
また、遠方に郵送で戸籍を取ることについても慣れないことでとても苦労されたようでした。
そのお話をお聞きし、「まず当事務所に来ていただければ、戸籍の取得からお任せていただけたんですけれどね。」
とお伝えすると、わざわざ何度も会社の休みを取っていかなくても良かったと残念そうにおっしゃっていました。
まずはじめに司法書士に相談いただければ、
・戸籍等必要なすべての書類の収集
(原則として不動産の名義変更のご依頼を頂く事が前提ですが、その他個別に委任を頂く事でお手伝いすることもできます。)
・預貯金の解約の代行(相続人全員の方の同意により)
・不動産の名義変更手続
等、通常の方の相続手続に必要になる手続をほぼ全てお任せ頂くことが可能です。
司法書士といえば「相続登記だけ」というイメージがあるかもしれませんが、それだけでないことも覚えて頂ければお役立ちできることもあるかと思います。
もちろん当事務所では先にきちんと費用もお伝えしますので、それぞれの方の状況に応じた範囲でご依頼を頂ければと思います。
大切なのは、選択肢をもっておくということだと思います。